理事長あいさつ｜日本画院 -新しい日本画の創造-

ごあいさつ

一般社団法人日本画院は1938年の創立以来、日本画の公募団体として80有余年の歴史を刻んでまいりました。

戦況悪化（敗戦）や最近の新型コロナ感染の拡大等の困難な時期を除き、第1回日本画院展（1939）から第82回日本画院展（2023）と⾧きに亘って開催してこられましたことは、ひとえに日本画および日本画院に向けた先達たちの情熱と時代を超えて日本画を愛する皆様のご支援によるものと感謝申し上げます。

日本画院の設立主旨に「…一派一党を超逸した試作発表機関を提供し、…新たなる時代を負うべき鋭意の作家を迎えて、共に研鑽しその発達奨励に寄せんことを期す」とあります。

この思いを現代に引き継ぐべく、当法人は「日本画制作における伝統の継承と発展に努め、創作活動を活発に行うと共に、新人作家の育成、並びに日本画に対する理解と普及をはかり、芸術文化の振興に寄与すること」を目的に掲げ、スローガンでもある『新しい日本画の創造』を目指しています。

これからも日本画作品を専門とした数少ない公募団体のひとつとして、日本画壇の一端を担い、さらに芸術文化の発展に邁進していきたいと思います。

皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。